ペーパーフィルターのおすすめと選びかたは?コーヒーのペーパードリップにも意外な影響が

TIPS
お湯につっこむだけ。みんなもお手持ちのフィルターで試してみて!

こんにちは。店主です。
いやー、風邪は2日でおさまったのですが、その一瞬のあいだにたまった作業がえらいことになってて、そのまま「風邪治ったから注文受けられます」というお知らせを発信し忘れるというポカをやらかしました。
申し訳ないです。

以前、友人とともにコーヒーのハンドドリップに使うペーパーフィルターを徹底的に比較したことがありました。
お湯通りや味の変化など、重要なことがたくさんあります。
実体験を交えてお伝えいたします。

※1 「個人の感想です」
※2 協力してくれた友人もとってもユニークなことをやっているので、文末に紹介します。なので全文読んでね!

ペーパーフィルターが違うとコーヒーの味はどう変わるのか

「ペーパーフィルターが変わるとコーヒーの味が変わる」
これはホンマです。変わります。

違いが出る理由はいくつかあります。

1.ペーパーフィルターの漂白・未漂白

ペーパーフィルターの漂白・未漂白は重要なポイントです。
実は、コーヒーのドリップを行うお湯に大きな影響を与えます。

こちらは友人に提案してもらった実験の様子です。
フィルターにお湯をつっこみ、お湯の味の変化を見るというものです。

お湯につっこむだけ。みんなもお手持ちのフィルターで試してみて!

左はコーノの「コットンフィルター」M46C。
ネルドリップのようなまろやかさと味わいを狙ったものだとか。

真ん中はハリオの「V60」未漂白。
ふつうの未漂白フィルターです。

右は「コットンパワーフィルター」。
これも左のコーノのフィルターと特性は似ている。
わりと新しいフィルターで、いっとき身の回りで使っている人多かった。

上の写真にはありませんが、ほかに私が愛用している三洋産業「アバカフィルター」も実験に使いました。
「アバカ」というマニラ麻のパルプを原料につかっているフィルターです。

お湯を全てのフィルターにそそぎ、3分ほど待ってお湯を飲むと、明確な違いが出ました。

まず、V60の未漂白だけが圧倒的に酸っぱい。酸っぱすぎる。
なんか、お湯自体の味が変わってしまってる。
たぶん、日本人が好きな酸味ではないかな、という感じがしました。

帰ってから、手持ちにあった100均のコーヒーフィルターでも同じことをしましたが、結果はほぼ同じ。
個人的にはいやな酸味が出るお湯ができあがりました。

たった3分でこれですよ。
もし、このお湯でコーヒーを淹れてたらと思うと。。
((((´Д`))))

ちなみに、ペーパーフィルターに使うパルプの漂白に使う漂白剤について調べましたが、比較的安全な「酸素系漂白剤」が主流とのこと。
塩素系漂白剤に含まれる「トリハロメタン」などは含まれません。
私もネルフィルターの漂白によく使っていますし。

河川の環境破壊にどれだけ影響があるかは気になるところですが…短期的な影響のみで、長期的に見れば影響はないという話もありますね。もう少し詳しく調べてみたいですが。
まぁ、さすがに魚のいる水槽に入れたりはしたくないものですね。

私は「おいしく飲むこと」が第一なので漂白のフィルターを使ってます。

2.お湯通りの具合

もう一つ重要なのが、お湯通りがどうなのかというところ。
最初に申し上げると、これには正解はありません。お一人おひとりのやり方によって、おすすめしたいフィルターは異なります。

手慣れた人におすすめのフィルター

うちはゆっくりから早めまで、いろんなスピードのお湯を使い分けてます。
なので、反応のいいフィルターが欲しいです。

いろいろ買いまくって試した結果、一番反応が良かったのが「アバカフィルター」。
高級系フィルターと違い、コストもそこまでかかりません。
(試したい人はオーダーの時にLINEでこっそりお知らせください。数枚おすそわけします!)

次点でハリオのV60ペーパー(漂白)・カリタの漂白ペーパーでしょうか。
ほかのフィルターは特殊なものでなければ、スーパーに売っているような
漂白ペーパーでOKです。

ただ、アバカは後述するように、お湯の味に影響を与えない度合いが強いのでおすすめ。

もっとゆっくり淹れたいけどコントロールに自信がない人向けのフィルター

一応、フィルターを変えることで多少お湯通りをゆっくりにすることができます。
とはいっても、誤差ですが。

コーノなどから販売されている「コットンフィルター」はやや厚めなので、少しゆっくりお湯が通ります。
お湯が溜まりやすくはありますが、極端にお湯がたまりすぎて雑味が出るということも少ないです。

難点は、コストが高いということ。
Youtubeでもみながらテキトーにちょっとずつお湯を淹れて「やっべ、6分経ってた」くらいで淹れればハリオのV60ペーパーでもできます。

正直言って、心理的に良い影響はあるかな、くらいの感じです。

なお、100均のペーパーフィルターもだいたいお湯の通りは遅いですが、
・だいたいが無漂白
・お湯の通りが悪すぎて雑味を生むお湯だまりができやすい
ので、個人的にはおすすめしません。

まぁ、ペーパーよりも使うドリッパーの方が影響するので、誤差ではあります。
ドリッパーの説明も後日書かなあかんね。

3.ペーパーフィルターの素材の違い

コーヒーの味にはペーパーフィルターの素材の違いも影響しなくはないです。
ただ正直言って、誤差レベルですが。

先の実験で使ったフィルターを例に挙げると
・アバカ(マニラ麻)
・紙のパルプ
・コットンリンターパルプ(木綿繊維系)

こんな感じです。

そして、一番味の変化が少なかったのが「アバカ」素材のもの。
ペーパーを3分間つけたお湯を飲んでみた結果、味の変化は全く感じませんでした。

お湯をニュートラルに出してくれるペーパーとしてお勧めします。

つぎは普通の紙のパルプ。
ハリオやカリタ、もしくはスーパーなどで変える普通のコーヒーフィルターに使われているものですね。
ちょっと酸味が出るかな、程度でした。

コーノや「コットンパワーフィルター」に使われている「コットンリンターパルプ」には木綿繊維が含まれています。
ペーパーを3分お湯につけると、なんかまろやかな味わいになります。
日本人向けの変化のような感じがしますが、店主はニュートラルで味に影響しない方が好きなので使いません。

また、メリタから竹のパルプを使った「バンブーフィルター」が出ていますが、漂白済みのものを見かけたことがないので試していません。
理想のフィルターを見つけてしまったのでこれ以上試す気はあまりないですが、いずれリクエストがあれば試してみたいですね。

※ただし、この実験では水道水から浄水器(トレビーノ高除去、蛇口につけるタイプ)を通した水での結果であり、ミネラルウォーターや湧水、硬水を使う場合などで結果は変わってくるかと思います。
いずれそうした実験もしたい。

まぁ、いずれにしても美味しいコーヒーが飲めれば問題ないことなので、参考程度にどうぞ!
100円均一のフィルターでも美味しく出せますし、コットンペーパーのフィルターでも美味しくなります。

フィルターで変わるコーヒーの味

このあとおいしくコーヒーをいただきました

また、文中の実験には現在、大阪市此花区で「Veranda」という、名前の通りベランダのような開放的なフリースペース兼カフェを運営しているまるちゃんに協力してもらいしました。エラい前の話ですが、改めてありがとう!
まるちゃんもいろいろなお店のコーヒーを取り寄せてドリップをする「ichido morning stand」というお店をやっていて、そのつながりで当時協力をお願いしました。

今は子育てに奮闘中のため、しばらくおやすみするとのことですが、気になった方は是非ツイッターなどをチェックだ!
https://twitter.com/veranda_baika

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